「a number of」と「the number of」は全然違う!単数扱いか複数扱いかにも注意しよう

難易度:★★☆☆
頻出度:★★★☆

今回のテーマは「a number of A」と「the number of A」の違いです。

この2つのイディオムは a と the が違うだけですが、全く異なる意味と用法を持ちます。

大学受験やTOEICテストで頻出の内容なので、一度整理しておきましょう。

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「a number of A」

a number of A」は「多くの Aたくさんの A」という意味のイディオムです。

「多くの」と言うくらいですので、A には可算名詞の複数形(複数名詞)がきます

また、「a number of A」自身も複数扱いなので注意しましょう。

<例文>
There are a number of students in the park.
その公園に多くの学生がいる。

A にあたるのが students で複数名詞、「a number of students」が複数扱いなので動詞が areになっていることを確認してください。

「a large number of A」とその同意表現

「a number of A」を強調するときは、large を number の前に置き、「a large number of A」とします。

訳は「非常に多くのA」といったところで、「a lot of A」や「lots of A」と同意表現です。

ここで注意点です。

「a large number of A」と異なり、「a lot of A」と「lots of A」は不可算名詞にも使えます

ちなみに「lots of A」の方が「a lot of A」よりも口語的で軽い表現です。

<例文>
A large number of students gathered in the park.
= A lot of students gathered in the park.
= Lots of students gathered in the park.
その公園に多くの学生が集まった。

「the number of A」

一方、「the number of A」は「A の数」という意味になります。

A が複数名詞であることは同じですが、「the number of A」自身は単数扱いので要注意です。

<例文>
The number of students in the park has been increasing.
その公園にいる学生の数が増えてきている。

「a number of」と「the number of」の違いのまとめ

ここで今回のテーマのまとめです。

a number of A」は「多くの A」で複数扱い、「the number of A」は「A の数」で単数扱い、一度覚えてしまえば、それほど恐れる内容ではないですよね。

a number of と the number of の違いのまとめ(1)

a number of と the number of の違いのまとめ(2)

問題に挑戦!

それでは今回のテーマに関する問題にチャレンジしてみましょう。

問題

次の英文の誤りを指摘せよ。
I have a large number of homework today.

<解答>

訳は「私は今日宿題がたくさんある」と簡単に推測できますが、間違いに気付けたでしょうか。

「a (large) number of A」の A には可算名詞の複数形がくるのでした。

homework は代表的な不可算名詞ですので、「a (large) number of A」は使用することができません。

不可算名詞を修飾できる「a lot of A」または「lots of A」を使うべきです。

【補足】「a large amount of A」

最後に補足です。

a large amount of A」は「多量のA」の意味で、A に不可算名詞を用いる表現なので一緒に覚えておきましょう。

本問でも、この表現を用いてもOKです。

今回は以上です。お疲れさまでした!
最後まで読んでいただきありがとうございます。