abroad の使い方を間違っていませんか?「go to abroad」はちょっと恥ずかしい。

難易度:★☆☆☆
頻出度:★★★☆

abroad は誰もが知っている基本的な単語です。

が、使い方を間違えてしまう方がかなり多い印象です。

正しい使い方から意外な意味までまるっと紹介します。

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abroad の意味と品詞

abroad は「外国へ海外へ」の意味で、副詞です。

名詞と勘違いしている人が多いので要注意です。

<例文>
I want to go abroad.
私は外国へ行きたい。

<注意>
abroad は副詞なので、前置詞は不要。
×I want to go to abroad.

例外:名詞的に用いる abroad

abroad は副詞で前置詞は不要ですが、例外的に名詞的に用いる場合があります。

あくまで例外なので、普段は意識する必要は全くありません。

一応、次の例のみ頭の片隅の奥の方に入れておきましょう。

<注意>
return from abroad(帰国する)

abroad の類語

abroad の類語としては「overseas」を覚えておきましょう。

overseas も基本的に副詞で、abroad と同じ使い方をします。

<例文>
I want to go overseas.
私は外国へ行きたい。

overseas には形容詞・名詞の用法もありますが、あまり見かけません。

abroad の意外な意味

上記の意味の他に、abroad には「あちこちに広く行き渡って」という意味もあります。

この意味でも副詞として用います。

例えば次の例文の abroad は、前後の文脈にもよりますが、「海外へ」よりも「あちこちに」の意味で訳した方が自然でしょう。

<例文>
The rumor spread abroad.
そのうわさはあちこちに広まった。

この意味はそれほど頻出ではありませんが、覚えておいて損はありません。
なお spread は過去形も過去分詞形も同じ形、spread です。

問題に挑戦!

それでは abroad が出てくる問題に挑戦してみましょう。

abroad 同様、使い方に注意すべき単語も登場します。

問題

次の英文の中で誤っているものはどちらか。
1. She is about to go to upstairs to her room.
2. You need to go home now.

<解答>

順に見ていきましょう。

1番の英訳は「彼女は上の階の彼女の部屋へ行くところだ。」とすぐに予想できます。

be about to do~」は「~するところだ」の意味の重要イディオムですね。

実はこの英文の「go to upstairs」の部分が誤りです。

upstairs は「上の階へ」の意味の副詞で、前置詞は不要です。

つまり「go to upstairs」ではなく「go upstairs」が正しいです。

このように abroad 同様、間違えやすい副詞には upstairs(上の階へ)、downstairs(下の階へ)、home(家へ)、downtown(町へ)などがあります。

後ほど abroad と共に単語カードにまとめます。

さて、2番の英文ではきちんと「go home」と前置詞なしで表現しているので、特に問題なしです。

訳は「あなたは今家に帰るべきだ。」です。

abroad の注意すべき用法のまとめ

それでは今回解説してきた重要事項を単語カードにまとめます。

abroad の注意すべき用法のまとめ(1)

abroad の注意すべき用法のまとめ(2)

今回は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!