【覚え方】account for の2つの意味と似た意味を持つ単語との違い

難易度:★★☆☆
頻出度:★★★☆

account は名詞として実に様々な意味を持ちます。

他方で動詞、特に自動詞としての用法もあり、その場合は「account for ~」の形で用いられます。

これはイディオムとして定着しており、大学入試英語でもかなり頻出です。

今回紹介する2つの意味を必ず押さえておきましょう!

スポンサーリンク

~を説明する

「account for ~」の1つ目の意味は「~を説明する」です。

explain とほぼイコールと覚えておくと良いでしょう。

例文は次のとおりです。

<例文>
She couldn’t account for what she had done.
彼女はしたことの理由を説明できなかった。

explain との使い分け

「account for ~」は「原因理由を説明する」ときに用いる表現です。

なので上の例文では「理由」という語を補って訳しています。

一方、漠然と「(言葉で)説明する」ときには explain が用いられます。

(「account for ~」のように「原因や理由を説明する」ときも含めてです。)

なので例えば「英語の問題を説明する」などと言うときには explain の方が適切です。

以上のことを考えると、英作文で「説明する」と書きたいときは explain を使う方が無難で安全です。

<メモ>
名詞の account にも「理由」の意味があります。
熟語の「on account of ~(~の理由で)」の形でよく用いられます。

~を占める

「account for ~」の2つ目の意味は「~を占める」です。

「△/□を占める」や「〇%を占める」などの、具体的な割合比率がついた名詞が目的語になることが多いです(割合(分数)も比率(パーセント)も同じことですが)。

こちらの意味の方が少しマイナーかもしれませんが、それでも暗記マストです。

例文も見ておきましょう。

<例文>
Online shopping accounts for two thirds of the company’s sales.
ネット通販がその会社の売り上げの3分の2を占める。

ちなみに「two thirds = 3分の2」のように、英語で分数を表現するときにはルールがあります。

次の記事でまとめていますので参考にしていただけたら幸いです。

occupy とはちょっと違う

「~を占める」の意味の英単語として occupy も有名だと思いますが、account for と occupy では意味合いがだいぶ異なります。

occupy は例えば「席を占める」や「地位を占める」、さらには「(軍隊が)占領する」など、基本的に「(空いている)場所やポジションなどを占有する」ときに用いる語です。

また、個室などの「使用中」は過去分詞(受身ということですね)を使って occupied と言います。

この例で覚えておくと occupy のニュアンスがイメージしやすいかと思います。

<メモ>
名詞の occupation には「占有」の意味の他に、「職業」の意味もあります。

問題に挑戦!

それではここで、今回のテーマに関する問題に挑戦していただきたいと思います。

短い英文ですが、今回紹介した「account for ~」の2つの意味のうちどちらの意味で使われているか、また自然な日本語にするにはどう訳せば良いか、是非考えてみてください。

問題

次の英文を訳せ。
Poor maintenance accounted for the airplane accident.

<解答>

具体的な割合比率がないので1つ目の意味で用いられているのは明らかですが、訳し方には少し工夫が必要です。

この英文のように「(人でない)物事」が主語の場合、「説明する」と訳すのは不自然です。

前述のように「account for ~」は「原因理由を説明する」の意味ですので、「その飛行機事故の原因は整備不良だった。」くらいにシンプルに訳してしまえば良いでしょう。

または「整備不良によりその飛行機事故が起こった。」などでもOKです。

こちらの方が因果関係が左から右で分かりやすいのでベターかもしれませんね。

まとめ

最後にいつもどおり、まとめといきましょう。

account for ~」の2つの意味はどちらも重要です。

次の単語カードのように少し言葉を補って覚えておくと、似た意味の単語との使い分けもバッチリなはずです。

account for の2つの意味のまとめ(1)

account for の2つの意味のまとめ(2)

今回は以上となります。

最後まで読んでいただきありがとうございました!