【使い分け】「十分な」の英語の程度差:adequate, enough, sufficient, ample

難易度:★★☆☆
頻出度:★☆☆☆

今回は久しぶりの英語使い分けシリーズということで、「十分な」を意味する形容詞4つ(adequate, enough, sufficient, ample)の使い分けを解説します。

と言っても正直なところ、大学入試ではこれらの単語のニュアンスの違いを知っておく必要はほとんどありません。

ですが気になる人は気になると思いますし、これらの単語のイメージや使用例を見ていただくことは、暗記の手助けにもなると思います。

ということでいつもどおり例文やコメントを織り交ぜながら解説していきたいと思います。

(時間がない方は最後のまとめまでジャンプしてくださいね!)

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adequate はギリギリ

最初に紹介するのは adequate です。

この後出てくる enough や sufficient ほど有名ではありませんが、出来れば覚えておきたい単語です。

adequate のニュアンスは「かろうじて十分な」といった感じですので、必要量をギリギリ上回っている、というイメージを持っておくと良いと思います。

<例文>
Her salary is adequate for her needs.
彼女の給料は必要十分な額だ。

enough は余裕あり

enough は言わずと知れた超重要単語です。

意味はもちろんのこと、形容詞として名詞を、また副詞として形容詞・副詞を修飾し、不定詞(to do~)が続く用法は文法問題で頻出です。

語順がカギですので、不安な方は次の記事も是非参考にしてください。

そんな enough は「十分な」の最も基本的な単語であり、必要量を満たしていて、若干の余裕もあるイメージです。

<例文>
There is enough beer for everyone.
ビールは十分に全員分ある。

sufficient も余裕あり

enough ほどではないですが、sufficient もいろいろな英文でよく見かける重要な単語です。

「十分」の程度は enough と同程度なので、enough とイコールと捉えておいて問題ありません。

※ sufficient の方が堅い英文で用いられる傾向があります。

<例文>
He had sufficient funds for starting a new business.
彼は新しい事業をはじめるのに十分な資金を有していた。

ample は余裕あり過ぎ

最後の ample は少し難易度が高い単語なので、余裕がある方のみ覚えておいてください。

ample は必要量を大幅に超えていて余裕がかなりあるイメージで、逆に「多すぎ」というニュアンスになることもあります。

<例文>
There is ample evidence to prove that UFOs actually exist.
UFO が実際に存在することを証明する(有り余るほど)十分な証拠がある。

まとめ

以上が「十分な」の英単語の使い分けです。

下のとおりイメージが一目で分かるように図でまとめておきましたので、適宜ご活用ください。

※ここまで述べてきたとおり、重要度順・頻出順は enough > sufficient > adequate > ample だと思います。ample は「できれば覚えておきたい」程度の単語なのでかっこ書きにしておきました。

※あくまでイメージなので、使う場面によっては当てはまらない場合もありますのでご了承ください。

「十分な」の英語(adequate, enough, sufficient, ample)の使い分けまとめ(1)

「十分な」の英語(adequate, enough, sufficient, ample)の使い分けまとめ(2)

今回は以上となります。

最後まで読んでいただきありがとうございました!