ago と before の違いを完全理解しよう!時制で使い分けがある!

難易度:★★☆☆
頻出度:★☆☆☆

agobefore はどちらも、期間を表す語と共に用いることで「〇〇前に」を表します。

しかし両者には明確な使い分けがあり、きちんと押さえておくべきです。

いつも通り例文とまとめで徹底解説した後、よく出る問題を紹介します。

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ago は過去形と

期間を表す語と共に用いる ago は必ず過去時制で用います。

つまり「今から○○前に」を表すのです。

次の例文で確認してください。

<例文>
I lived here two years ago.
私は2年前ここに住んでいた。

before は過去完了形と

一方、before は…。

と話し始める前に、1つ注意点をば。

ここで解説する before は期間を表す語と共に用いる副詞の before です。

before には前置詞や接続詞としての用法もあるので注意しましょう。

ここではあくまで、ago と同様の使い方をするが、使う時制だけが異なる before の用法、ということです。

※ ago も副詞です。

話を元に戻します。

期間を表す語と共に用いる before は基本的に過去完了時制で用います。

つまり「過去のある時から○○前に」を表すのです。

こちらも例文で確認してください。

<例文>
Yesterday, my daughter played tennis with Mary whom she had got to know three weeks before.
昨日私の娘は三週間前に知り合ったメアリーとテニスをした。

この過去完了の had got to know は大過去の用法です。

大過去については次の記事も参考にしていただければと思います。

【補足】副詞の before のその他の用法

副詞の before は期間を表す語を伴わず、時間の長さを表す語(long など)と共に、または before 単独で用いられることがあります。

その場合、過去時制・現在完了時制では「以前に/今までに」の意味に、また過去完了時制では「それ以前に」の意味になります。

こちらの用法の方がしっくりくると思いますので、難しく考えたり暗記したりする必要はありません

次の例文でご確認ください。

<例文>
I’ve seen him somewhere before.
彼とは以前どこかで会ったことがある。

<メモ>
なお、ago は必ず期間を表す語とともに用います。
単独で用いることはできません。

まとめ

ここでまとめです。

次の単語カードのように両者の違いをズバリ押さえておきましょう!

ago と before の違い・使い分けのまとめ(1)

ago と before の違い・使い分けのまとめ(2)

問題に挑戦!

今回も最後に例題演習を用意しました。

本記事の内容を踏まえて、ちょっと考えてみてください。

問題

次の英文の誤りを指摘せよ。
My sister has met him two years ago.

<解答>

簡単な問題ですが、意外とテストによく出る問題です。

ago は必ず過去形と一緒に用いるのでした。

よって、与えられた英文のように現在完了形と共に用いることはできません。

正しくは「My sister met him two years ago.」です。

なお ago のように明確に過去を表す語は現在完了形では使えない、という文法事項は頻出です。

次の記事で特に注意すべき just now の用法を解説しています。

是非併せてご確認ください。

今回はここまでです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!