as is often the case with A の構造と同意表現2つを解説!

難易度:★★★☆
頻出度:★★☆☆

今回は「as is often the case with A」という長~いイディオムを取り上げます。

難しそうな見た目に反して入試でも意外とよく見かける表現なので、必ず押さえておきたいところです。

丸暗記も有効ですが、できればその構造も把握しておいた方が勉強になると思いますので、今回はそのあたりも重点的に解説したいと思います。

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意味

as is often the case with A」は「Aにはよくあることだが」と訳します。

早口言葉のように唱えて覚えるとけっこう頭に残ってくれる表現です。

例文を見てみましょう。

<例文>
As is often the case with him, he was late for dinner last night.
彼にはよくあることだが、昨晩夕食に遅れた。

構造

as は実に様々な品詞として用いられる超要注意単語ですが、ここでは関係代名詞として用いられています。

as の後で主語となる名詞が欠けていることに注目しましょう。

関係代名詞節内では必ず名詞が欠けているのでした。

次の記事で説明したとおりです。

さて、関係詞と言えば先行詞がありますが、この表現における先行詞は何でしょうか。

実は関係代名詞の as は非制限用法(継続用法)で用いられる場合、主節の内容を先行詞にとることができます

前文の内容を先行詞にとることができる非制限用法の which(, which)と同じイメージです。

よって先ほどの例文で言えば、「(彼が)夕食に遅れること」が先行詞で、それが(is)彼には(with him)よくあること(often the case)だと as の関係代名詞節で説明しているのです。

次の図も参考にしてください。

As is often the case with A の構造の説明図

少し難しいですが、関係代名詞節内の構造把握の良い練習・復習になるのではないでしょうか。

同意表現

さて、話題をガラッと変えて、次は「as is often the case with A」の同意表現を紹介します。

以下の2つを覚えておきましょう。

as is usual with A

1つ目は「as is usual with A」です。

「often the case」を「usual」で言い換えているだけなので、比較的覚えやすいと思います。

先ほどの例文を書き換えると次のようになります。

<例文>
As is usual with him, he was late for dinner last night.
彼にはよくあることだが、昨晩夕食に遅れた。

as A often do

2つ目は「as A often do」です。

今度は be動詞の is で書かれていた部分を、まるごと一般動詞の do を使って書き換えたイメージです。

do を主語(A)や時制に合わせて変化させるのを忘れないようにしましょう。

なお、上記2つの表現と比べると見かける頻度は低めです。

こちらも例文を示しておきます。

<例文>
As he often does, he left his homework at home.
彼にはよくあることだが、宿題を家に忘れてきた。

<メモ>
「宿題を家に忘れてきた」のは過去に実際に起こったことなので過去形(left)で表現しています。
一方、「宿題を家に忘れてくること」は彼の「普段の」悪い癖なので現在形(does)で表現するのが適切です。
三人称単数現在なので do ではなく does になることに注意です。

まとめ

最後にまとめです。

「as is often the case with A」については、その意味と as が関係代名詞であることを押さえておきましょう。

同意表現2つも併せて覚えておければベストです。

As is often the case with A の意味と同意表現のまとめ(1)

As is often the case with A の意味と同意表現のまとめ(2)

今回はここまでです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!