付帯状況の with の構造と訳し方:with+O+C の C に注意!

難易度:★★☆☆
頻出度:★★★☆

付帯状況の with は訳のセンスが問われる頻出事項です。

今回はそんな付帯状況の with を用いた「with+O+C」の構造と標準的な訳し方を解説します。

スポンサーリンク

with+O+C の構造

付帯状況の with は目的語と補語を伴って、「with+O+C」という形をとります。

O には名詞、C には主として分詞(現在分詞、過去分詞)がきます。

ここで大切なポイントは、O と C との間にSV関係(イコール関係)が成立するということです

分詞ではいつもSV関係を考えます
次の記事も是非参考にしてください。

O と C との間の関係が、能動関係なら現在分詞受動関係なら過去分詞を用います。

<例文>

<能動関係なら現在分詞>
With many people chattering, I couldn’t hear her voice.
多くの人々がしゃべっていたため、彼女の声を聞くことができなかった。

<受動関係なら過去分詞>
I was listening to her voice with my eyes closed.
私は目を閉じて彼女の声を聴いていた。

付帯状況の訳

付帯状況」はその名前の通り、主となる事柄に意味をくっつける用法です。

なので「with+O+C」は基本的には「~しながら~して」と訳します。

しかし、上で挙げた1つ目の例文のように、「~なので」と理由で訳すと良い場合もあります。

和訳がうまい人は日本語がうまい人です。
型にとらわれすぎず、自然な日本語になるように心掛けましょう。

C には分詞以外もくる

with+O+C」の補語Cには、分詞以外に形容詞前置詞句副詞がくる場合もあります。

<例文>

<Cが形容詞>
I was listening to her voice with my eyes open.
私は目を開けて彼女の声を聴いていた。

<Cが前置詞句>
I was listening to her voice with a cigarette in my mouth.
私はたばこをくわえながら彼女の声を聴いていた。

<Cが副詞>
I was listening to her voice with my cap on.
私は帽子をかぶったまま彼女の声を聴いていた。

問題に挑戦!

それでは付帯状況の with を用いた例題を紹介します。

分詞の使い分けを確認してみてください。

問題

空欄に当てはまる適切な選択肢を選べ。

I was watching the movie with my arms (   ).
①folding ②folded

<解説>

付帯状況の「with+O+C」のポイントは、O と C との間のSV関係を考えることでした。

本問では my arms(わたしの腕) は fold される(組まれる)ので、受動関係になります。

受動関係ということは過去分詞、つまり ②folded が正解です。

訳は「私は腕を組みながら映画を見ていた。」です。

「with one’s arms folded」は頻出の表現なのでそのまま覚えておいても良いくらいですよ!

付帯状況の with のまとめ

最後に付帯状況の with の意味と分詞の使い分けのポイントを単語カードにまとめますので、是非ご活用ください。

付帯状況の with の意味と分詞の使い分けのまとめ(1)

付帯状況の with の意味と分詞の使い分けのまとめ(2)

今回は以上です。お疲れさまでした!