逆滴定のポイントが絶対分かる!例題を使って徹底解説!

難易度:★★☆☆
頻出度:★★☆☆

今回は化学の「酸と塩基」から、「逆滴定」のポイントをお伝えします。

たいそうな名前が付いていますが、難しく考える必要は全くありません!

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逆滴定の何が逆なの?

普通、酸の濃度などを調べる中和滴定では、塩基を用いますよね。

塩基をしらべるときは酸を用います。

しかし通常とはに、酸を酸で調べたり、塩基を塩基で調べることがあります。

これを逆滴定と呼びます。

でも酸を酸で滴定はできないんじゃ?と思いますよね。

その通りで、酸を酸で、または塩基を塩基で滴定するわけではありません。

逆滴定とは?

酸を調べるときは、調べたい酸①に対し、過剰な塩基を用意します。
両者を中和させると塩基が余るので、それを他の酸②で滴定します。
すると、塩基と酸②の量から、酸①を調べることができるのです。

塩基を調べるときは逆になります。

次の例題で見てみましょう。

問題に挑戦!

逆滴定の例題(アンモニアの量を調べる)

逆滴定のポイント

逆滴定の問題を解くときは、次のポイントを意識しましょう。

逆滴定のPOINT

・問題文で酸と塩基をチェックする。
・中和の基本式「水素イオンのモル=水酸化物イオンのモル」を立てる。
※価数に注意!

まずは、問題文中で何が酸で何が塩基かをチェックします。

当たり前のことですが、非常に重要です。

ここで、中和計算に備えて、水素イオンと水酸化物イオンのモル数もあらかじめ計算しておくと後が楽です。

次のように実際に問題文に書き込むと良いでしょう。

逆滴定の問題で酸と塩基をチェックすることを説明した図

このブログの化学計算でいつも強調しているように、単位に注目して計算しましょう。

また、中和ではいつも価数を忘れないようにしましょう!

あとは、中和の基本に忠実に、「水素イオンのモル=水酸化物イオンのモル」の式を立式すれば良いだけです。

中和の基本については次の記事もご参照ください。

それでは例題の解答を見てみましょう。

逆滴定の例題の解答

逆滴定も大して難しくないですよね?

まとめ

今回は逆滴定のポイントをお伝えし、例題を解説しました。

まとめをいつも通り単語カードにも書いておきます。

逆滴定のポイントのまとめ(1)

逆滴定のポイントのまとめ(2)

以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました!