「禁止する」の英語の使い分け(ban, prohibit, forbid)

難易度:★★☆☆
頻出度:★☆☆☆

今回は「禁止する」を意味する3つの英単語、banprohibit, forbid について解説します。

3つともそこそこ見かける重要単語なので、必ず押さえておく必要があります。

大学入試で使い分けまで問われることはまずないとは思いますが、気になる方は参考にしてみてください。

まずはテストにも出る共通の「形」を紹介します。

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【重要】V A from ~ing

ban、prohibit, forbid の3語はすべて、「Aが~するのを禁止する」と表すときは、基本的に「V A from ~ing」の形をとります。

つまり「ban A from ~ing」、「prohibit A from ~ing」「forbid A from ~ing」の形です。

これらはそのままイディオムとして覚えておいても良いくらい重要です。

また、受身「A be Vpp from ~ing(Aは~するのを禁止される)」の形でもよく用いられます(Vpp は過去分詞の意味です)。

このことを念頭に置きつつ、3語の使い分けを見ていきましょう。

<メモ>
(能動でも受動でも)訳のとおり、~ing の動作主はAです。

ban

「禁止する」の英語の中で最も馴染み深いのは ban ではないでしょうか。

SNSやソシャゲなどで「アカウントBAN」と言いますよね。

ban は普通、法律や規則などに則って禁止するときに用いる単語です。

例文は次のとおりです。

<例文>
Guns are banned in UK.
イギリスでは銃が禁止されている。

<メモ>
ban は非常に短い単語なので、文字数を抑えたいときに prohibit や forbid の代わりに用いられることがあります。

prohibit

続いて prohibit ですが、これは ban の堅い(フォーマルな)バージョンといった感じです。

実は3つの中では大学入試で最もよく見かける気がします(あくまで主観です)。

例文は次のとおりです。

<例文>
We are prohibited from smoking on the street in this area.
(Smoking on the street is prohibited in this area.)
この地域では路上喫煙は禁止されている。

<メモ>
まさかと思われるかもしれませんが、3語をまとめて覚えるときに、forbid につられて prohibit の最後の t を d と間違えて覚えてしまわないように気を付けてください。
逆もまたしかりですが。
かくいう私もこの記事を書いているときに、ゲシュタルト崩壊的な感じで何回かつられそうになりました。

forbid

3つ目の forbid はこれまでの2つとは使う場面が異なります。

法律等は関係なく、個人が「これこれはするな」と禁止するときに用います(なので「人」が主語のことが多いです)。

「親が子供がゲームをするのを禁止する」などは良い例でしょう。

あともう1つ例を示しておきます。

<例文>
His doctor forbade him from smoking.
彼の医者は彼の喫煙を禁じた。

先ほどの prohibit の例文でも喫煙が禁じられていましたが、条例か何かで法的に禁止されているというニュアンスが伝わってきます。

一方 forbid を使っているこの例文では、もちろん法的な話は関係なく、医者がアドバイスとして禁止している、ということで全く意味合いが異なっていますよね。

<メモ>
forbid の活用は forbid – forbade (forbad) – forbidden とかなり不規則なので要注意です。

<メモ>
forbid は「V A B(第4文型)」や「V A to do」の形もよくとります。
例えば先ほどの例文なら順に「His doctor forbade him smoking.」や「His doctor forbade him to smoke.」とも書けます。
なお、第4文型をとった場合の smoking は「喫煙」の意味の名詞で、to smoke としたときの smoke は動詞の原形、from smoking としたときの smoking は動名詞、と捉えれば良いでしょう。

まとめ

最後に以上の内容をいつもどおり単語カードにまとめておきたいと思います。

使い分けはさておき、「禁止する」の3語はすべて覚えておく必要があります。

テスト頻出の「V A from ~ing」の形でまとめておきます。

そして余裕のある方は使い分けも知っておきましょう。

ban は法律で禁止するprohibit は ban と同じだが堅いforbid は仲間外れで法律いらず、という風に押さえておくと良いでしょう。

「Aが~するのを禁止する」の3語のまとめ(1)(ban, prohibit, forbid)

「Aが~するのを禁止する」の3語のまとめ(2)(ban, prohibit, forbid)

といったところで今回はおしまいです。

なお次回は、同じく「V A from ~ing」の形をとる、「妨げる」の preventkeepstophinder について解説します。

次回もどうぞよろしくお願いします!

最後まで読んでいただきありがとうございました!