be subject to の3つの意味と共通のイメージを例文で解説

難易度:★★★☆
頻出度:★☆☆☆

今回は形容詞の subject を使った熟語「be subject to A」について解説します。

subject は「主題」や「科目」の意味で名詞として使われることが多いので、形容詞の用法は盲点になりがちです。

覚えておきたい意味は3つありますが、共通のイメージを押さえておけば何とかなります。

3つの意味を例文で解説し、共通のイメージをまとめてから演習します。

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Aを受けやすい

1つ目の意味は「Aを受けやすい」です。

「受けやすい」と言うと抽象的ですが、要は何かの影響を受けやすいという意味です。

災害の影響を受けやすい、病気にかかりやすい、予定が変更されやすい、など様々な場面で使われるので、臨機応変に訳すことを心がけましょう。

<例文>
The schedule is subject to change due to the weather.
天候次第でスケジュールが変更になることがあります。

Aに従属している

2つ目の意味は「Aに従属している」です。

「従属」とはこれまた難しい日本語ですね。。。

要は従っている支配下にある服従している、ということなので何となく悪い意味に取られがちですが、決して悪い意味合いだけではありません。

例えば、法律やルールに従っている、(物理などの)法則に従う、などの意味でも用います。

<例文>
Everything on this earth is subject to the law of gravity.
この地球上にあるすべてのものは重力の法則に従う。

Aを条件とする

3つ目の意味は「Aを条件とする」です。

上2つの意味と比べると若干マイナーなので、覚えておくとライバルに差をつけられるでしょう。

<例文>
This deal is subject to my boss’ approval.
この取引は私の上司の承認を条件とする。

be subject to A のまとめ

ここでまとめです。

3つの意味はすべて「Aの下(もと)にある」という共通のイメージでくくることができます。

Aの下にあるから影響を受けやすく、下にあるから従っていて、下にあるとはそれを条件としていることに他なりません。

この共通のイメージを持っていれば、3つの意味すべて無理なく覚えられると思います。

be subject to の意味3つのまとめ(1)

be subject to の意味3つのまとめ(2)

問題に挑戦!

それでは最後に今回のテーマに関する例題にチャレンジです。

どのような訳し方をすれば自然か、ちょっと考えてみてください。

問題

次の英文を訳せ。
This reaction is subject to changes of pressure.

<解答>

reaction は「反応」の意味で、理系、特に化学系の学生にとっては嫌になるほど目にする単語です。

「be subject to A」の A にあたるのは changes of pressure「圧力変化」ですが、3つの意味(訳し方)のどれが適切でしょうか。

1つ目の「Aを受けやすい」で訳し、「この反応は圧力変化の影響を受けやすい。」とするのが最も自然でしょう。

このように「影響」という単語を補えば分かりやすいと思います。

他にも、「この反応は圧力変化に左右される。」などと訳してもこなれた感じがして良いと思います。

といったところで今回は以上となります。

「be subject to A」は訳の難しさで有名なイディオムですが、本記事の内容が少しでも皆さんの参考になれば幸いです。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。