【語呂合わせ】「be to 不定詞」の5つの意味(義務・予定・運命・可能・意図)の覚え方と例文

難易度:★★★☆
頻出度:★★☆☆

be to 不定詞」はいきなり英文で目にすると非常に気付きにくいです。

さらに意味が5つもあるので、ことさらやっかいです。

今回はそんな「be to 不定詞」の5つの意味を簡単に覚えられる語呂合わせを紹介し、各意味について例文を用いて詳しく解説します。

スポンサーリンク

そもそも「be to 不定詞」って?

「be to 不定詞」とはその名の通り、be動詞の直後に  to 不定詞 がくっついた表現です。

例えば次の文は後で説明する「予定」の意味の「be to 不定詞」を用いています。

<例文>
Our wedding is to be held next month.
私たちの結婚式は来月行われる予定だ。

【注意】「主語 = to 不定詞」は別物

be動詞の直後に to 不定詞 が続くからといって、必ず「be to 不定詞」になるとは限りません。

例えば「主語 = to 不定詞」の場合、つまり「(主語)は~することだ」と訳せる場合は、「be to 不定詞」は関係ありません

次の例文で確認してください。

<例文>
My job is to entertain people.
私の仕事は人々を楽しませることだ。

5つの意味と語呂合わせ

「be to 不定詞」の5つの意味は「義務予定運命可能意図です。

これらを早口言葉のように「ぎむよていうんめいかのういと」と繰り返し唱えて覚えても構いませんが(実はけっこう覚えられます)、もっと覚えやすい簡単な語呂合わせがあります。

POINT

ビートた〇しは業界人

「ビート」が「be to」を表し、「業界()」が5つの意味の頭文字になっています。

意味も通っている、かつ必要な情報が過不足なく凝縮された、素晴らしい語呂合わせです。

(誰が作ったか分かりませんが、拍手喝采を!)

ここからは5つの意味をそれぞれ掘り下げて解説していきます。

義務

「be to 不定詞」が「義務を表す場合は「~しなければならない」と訳します。

また、「命令~しなさい」のニュアンスになることもあります。

<例文>
You are to work harder to be rich.
お金持ちになるためにあなたはもっと懸命に働かなくてはならない。

予定

予定」の場合は「~する予定だ~することになっている」などと訳すと良いでしょう。

それほど難しく考える必要はありません。

<例文>
We are to establish a company next month.
私たちは来月会社を設立する予定だ。

運命

そのまま「~する運命だ」と訳します。

しかし通常は、過去形の否定文で用いられ「~しない運命だったのだ」を意味します。

過去形の否定文で「be to 不定詞」を見つけたらこの意味を疑いましょう。

<例文>
She was never to realize her dream.
彼女は彼女の夢を実現しない運命だったのだ。

可能

こちらもそのまま「~できる」と訳します。

しかし通常は、否定文かつ不定詞部分が受動態になり「~されることができない」を意味します。

次の例で確認してください。

<例文>
The answer is nowhere to be found.
その答えはどこにもない(どこにも見つけることはできない)。

nowhere は「どこにも~ない」と否定を表します。

意図

最後のこちらも自然に「~するつもりだ」と訳せば大丈夫です。

この意味は if 節で用いることが多いということも知っていると良いでしょう。

<例文>
If you are to get a promotion, you must impress your boss.
昇進するつもりなら、あなたは上司を感心させなければなりません。

<メモ>
ここまでそれぞれの意味の訳し方を説明してきました。
しかし訳し方を一つ一つ覚える必要はあまりないでしょう。

「義務・予定・運命・可能・意図」という言葉5つをきちんと覚えていれば、訳はその場で自然に作れるはずです。

この記事の最後にまとめがありますので、是非ご活用ください。

【悲報】意味の明確な見分け方はない

以上5つの意味を簡単に見分ける方法は残念ながらありません。

ここまで述べてきたように、例えば「過去の否定文なら『運命』のことが多い」や「if 節なら『意図』のことが多い」などのヒントはありますが、これらをすべて覚えてまで英文を分析する必要はないと考えます。

文脈や前後関係から適切な意味を選んで訳せることが重要です。

場合によっては複数の意味で訳すことが可能なケースもあるので、臨機応変に対応すべきです。

問題に挑戦!

それでは「be to 不定詞」に関する問題に挑戦してみましょう。

5つの意味のどれが適切か、訳も考えながら解いてみてください。

問題

次の英文のうち誤っているのはどちらか。
①Our wedding is to be taken place next month.
②My wallet was not to be found.

<解答>

①の英文ははじめに紹介した例文を書き換えたものです。

意味は同じく「私たちの結婚式は来月行われる予定だ。」で、「予定」の意味を用いています。

が、実はこの文は誤りです。

「to 不定詞」のところで「be taken place」と受動態を用いていますが、「take placeはそれ自体で「行われる」という意味なので、受動態にしてはいけません。

正しい英文:
Our wedding is to take place next month.

②の英文は否定&受動態なので「可能」で訳すのが望ましく、「私の財布は見つけられなかった。」の意味で正しい英文です。

ここまでお疲れさまでした!
最後にまとめです。

「be to 不定詞」のまとめ

まとめはいつも通り単語カードに書いておきました。

前述のとおり、「be to 不定詞」はまずは5つの意味を全て押さえることが大事です。

「be to 不定詞」の5つの意味(義務・予定・運命・可能・意図)の覚え方(語呂合わせ)まとめ(1)

「be to 不定詞」の5つの意味(義務・予定・運命・可能・意図)の覚え方(語呂合わせ)まとめ(2)

今回は以上です。
いつも最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回もお楽しみに!