come to do と get to do:「~するようになる」の本当の使い方

難易度:★☆☆☆
頻出度:★★★☆

今回は不定詞分野で注意すべき表現として習う「come to do」と「get to do」について解説します。

定期テストや入試でもよく出題されるので確実に押さえておきたいところです。

ほとんどの方がご存じの「あの注意点」はもちろん、意外と知られていない「正しい使い方」も紹介したいと思います。

また、似た意味の「learn to do」についても触れます。

この記事を読んでいただき、少しでも「勉強になったな」と思っていただければ嬉しいです。

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「come to do」と「get to do」の意味

まずは「come to do」と「get to do」の意味を確認しましょう。

これらの意味は「~するようになる」です。

例文をいくつか示します。

<例文>
I got to know her.
私は彼女と知り合った。
(直訳:私は彼女を知るようになった。)

<例文>
She came to love me.
彼女は私を愛するようになった。

<例文>
He has come to see the problem in a new way.
彼はこの問題を新しい観点から見るようになった。

なお come を使う場合と get を使う場合で意味の差はほとんどありません。

get の方が若干口語的、というくらいです。

よって難しいことは考えずに、両者はイコール(同意表現)と捉えておいて大丈夫です。

【注意!】become は使えない

ここで有名な注意点をお伝えします。

come や get の代わりに become を使うことはできません

つまり「become to doとは言いません

「~するように『なる』」という訳だけ見ると become が一番当てはまりそうですが、その裏を突いて引っかけ問題を出してくるのが定期テストや入試です。

この注意点は必ず覚えておきましょう。

【使い方】do には状態動詞がくる

普通ならこれで終わりですが、もう一つ強調しておきたい点があります。

上で示した三つの例文をもう一度ご覧いただき、何か気付くことはないでしょうか。

「come to do」と「get to do」の do の部分に注目してください。

上の三つの例文ではそれぞれ know、love、see という動詞が使われていますが、これらはすべて状態動詞です。

このように「come to do」と「get to do」の do としては、基本的に状態動詞を用います。

特によく見かけるのはやはり know でしょうか。

このことは盲点になりがちですが意外と重要で、英作文などで役に立つ知識だと思います。

是非覚えておきましょう!

【参考】learn to do

さらにもう一点だけ補足です。

これは少し難易度が高い知識なので必須とまでは言えないですが、余裕のある方は覚えておきましょう。

「come to do」、「get to do」と近い意味を持つイディオムに「learn to do」があります。

しかしこの表現は普通、努力などの結果として「(習得して)~するようになった」というときに用います。

learn には元々「身に付ける」という意味がありますから、違和感はありませんよね。

またこの意味合いのため、do は動作動詞となることが多いです。

よくある例文は次のとおりです。

<例文>
He learned to ride a bicycle.
彼は自転車に乗れるようになった。

<メモ>
イギリス英語では learn の過去形・過去分詞形として learnt も使われます。
不意に目にして「何だろう」と思わないように一応知っておきましょう。

まとめ

ここまでの内容を暗記用にまとめておきます。

まずは「~するようになる」と言われたら「come to do」と「get to do」の二つを即答できるようにしましょう。

その上で become は使用不可なこと、そして do には状態動詞を用いることも忘れずに押さえておきましょう!

「~するようになる」の「come to do」と「get to do」の使い方と注意点のまとめ(1)

「~するようになる」の「come to do」と「get to do」の使い方と注意点のまとめ(2)

問題に挑戦!

それでは最後に今回のテーマに関連する問題にチャレンジしてみてください。

ごくごく簡単な和訳問題なので気楽に考えてくださいね。

問題

次の英文を訳せ。
He has come to talk with me.

<解説>

「come to do」の形ですが、今回解説してきた「come to do」とは別物です。

do にあたる動詞が talk ということで、状態動詞ではないことがヒントですし、何より意味的にも明らかですよね。

この場合は普通に「~するために来た」と訳せば良いでしょう。

答えは「彼は私と話すためにやって来た。」です。

いかがだったでしょうか。

「come to do」と「get to do」は不定詞の熟語の中ではトップクラスに頻出なので、本記事の内容を是非覚えておいていただければと思います。

今回は以上です。

最後まで読んでくださりありがとうございました!