courtesy と courtesy of の意味・使い方・例文を一挙紹介

難易度:★★☆☆
頻出度:★☆☆☆

今回は名詞の courtesy について解説したいと思います。

特に難しい単語ではないですが、「courtesy of ~」というイディオムは知っておきたいところです。

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courtesy

courtesy は「礼儀正しさ」や「親切」という意味です。

同じ意味の単語としては politeness が挙げられます。

なお courtesy は相手への敬意を感じさせる礼儀正しさを、politeness は態度や姿勢が丁寧で礼儀正しい様を表します。

それでは courtesy が出てくる例文を見てみましょう。

<例文>
He did her the courtesy of bringing her a cup of coffee.
彼は親切にも彼女にコーヒーを一杯持ってきた。

do A the courtesy of ~ing」で「親切にも A に~する」の意味のイディオムです。

が、これは無理に覚えなくても直訳から連想できる意味ですね。

この例文のように、「~ing」の目的語などに A が再登場し重複する場合は、do の後の「A に」の部分は訳出しないことも多いです。

もう一つ例文を見てみましょう。

<例文>
That flight attendant always treats passengers with courtesy.
あの客室乗務員はいつも乗客に礼儀正しく接する。

with + 抽象名詞 = 副詞」なので、「with courtesy」で「礼儀正しく(= courteously)」の意味になります。

「with + 抽象名詞」については次の記事を参考にしてください。

courtesy of ~

courtesy of ~」は重要熟語ですが、大学入試で見かけることはあまりありません。

むしろ日常英語でよく見る表現です。

英語で書かれたサイトで見かけたり、海外の映画やドラマで耳にしたりすることでしょう。

「courtesy of ~」は「~の好意で」、「~の計らいで」、「~の許可を得て」、「~の結果」などいろいろな訳し方をされます。

ですが個人的には、「~のおかげで」と覚えておくのが汎用性が高くおすすめです。

いくつか例文を示しておきますので参考にしてください。

<例文>
We can watch these TV shows for free, courtesy of ABC NETWORK.
ABC NETWORK のおかげでこれらのテレビ番組が無料で見られる。

<例文>
We can hear her voice very clearly, courtesy of a high-end microphone.
高性能マイクのおかげで彼女の声がとてもはっきり聞こえる。

<例文>
We narrowed the suspects to one by courtesy of DNA testing.
DNA鑑定によって容疑者を1人に絞り込んだ。

<メモ>
カンマの後で使われるのが普通ですが、このように「by courtesy of ~」と先頭に by がつく場合もあります。

まとめ

例題演習の前にまとめておきましょう。

courtesy と「courtesy of ~」は標準レベルの単語・熟語です。

忘れずに覚えておきましょう。

いつもどおり単語カードにもまとめておきます。

courtesy と courtesy of の意味のまとめ(1)

courtesy と courtesy of の意味のまとめ(2)

問題に挑戦!

それでは最後に courtesy が出てくる例題に挑戦してみましょう。

この記事のはじめに出てきた例文を書き換える問題です。

(日本語訳は「彼は親切にも彼女にコーヒーを一杯持ってきた。」でした。)

問題

次の英文の書き換えについて、空欄に適語を入れよ。
He did her the courtesy of bringing her a cup of coffee.
= It was (   ) (   ) him to bring her a cup of coffee.
= He was (   ) (   ) to bring her a cup of coffee.
= He was (   ) (   ) (   ) to bring her a cup of coffee.

<解答・解説>

不定詞分野で頻出の書き換えです。

3通りすべてで courtesy の形容詞バージョン、courteous「礼儀正しい/親切な」を使います。

1つ目は形式主語 It を使った「It is 形容詞 for 人 to do~」の構文です。

今回は形容詞が「親切な」と「人の性質」を表すので for ではなく of を使用します。

次の記事で解説している重要文法項目です。

ということで答えは courteousof です。

完成した英文は「It was courteous of him to bring her a cup of coffee.」です。

2つ目は He が主語であることに着目し、「形容詞 + enough to do~」の構文に気付きたいところです。

形容詞や副詞は enough の前に置く、これがこの構文のポイントでした。

名詞の場合はどうか、など不安な方は是非次の記事でご確認ください。

ということで答えは courteousenough です。

完成した英文は「He was courteous enough to bring her a cup of coffee.」です。

3つ目は2つ目と同じく He が主語ですが、空欄の数が1つ増えています。

このことから「so 形容詞 as to do~」の使用を閃きましょう。

答えは socourteous です。

完成した英文は「He was so courteous as to bring her a cup of coffee.」です。

以上、無事全問正解できたでしょうか。

今回はここまでです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!