【得点源】仮定法過去/過去完了、if の省略、併用形をまるっと解説!

難易度:★★☆☆
頻出度:★★★☆

「仮定法」は決まった形を覚えてしまえば、十分に得点源になり得る分野です。

満点を目指すためにも、基本となる仮定法過去仮定法過去完了if の省略仮定法過去と仮定法過去完了の併用形をマスターしましょう。

今回はポイントのまとめがいっぱい出てきます。

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問題に挑戦!

はじめに次の例題を考えてみてください。

問題

空欄に当てはまる適切な選択肢を選べ。
(   ) she been with us, she would have helped us.
①If ②Had ③Since

仮定法過去と仮定法過去完了の形を覚えよう!

この例題の解答を示す前に、まずは仮定法の基本表現である仮定法過去仮定法過去完了の形をおさらいしておきましょう。

仮定法過去と仮定法過去完了のまとめ

仮定法過去と仮定法過去完了のまとめその2

(would の代わりに could、might、should を用いる場合もあります。)

小さい単語カードですが、頑張って両方まとめました。

これらは公式のように丸暗記してしまうのが一番です。

何度も唱えて正確に覚えておきましょう!

注意点は、仮定法過去は現在のこと仮定法過去完了は過去のことを表しているということです。

さて例題に戻ると、カンマ以降(主節)は「would+have+過去分詞」の仮定法過去完了の形になっています。

よって意味としては、「(過去に彼女が私たちと一緒だったら、私たちを助けてくれたのに(実際は彼女は一緒ではなかったので助けてくれなかった)。」となります。

次にカンマの前(条件節)を見てみると、仮定法過去完了の場合は「If+S+had+過去分詞~」の形になるはずですが、主語である she の後に be の過去分詞 been が続き、had がありません。

なので ①if を選ぶと不正解です。

③since は仮定法過去完了では用いないので、消去法で答えは ②Had となります。

と、消去法も有効ですが、ここは即座に倒置に気付き、②を選びたいところです。

If を省略すると倒置になる!

一般に仮定法(仮定法過去、仮定法過去完了、その他表現含む)で if が省略されると、条件節の続きは倒置となります。

頻出度もそこそこ高いポイントですので、次のようにまとめて覚えておきましょう。

仮定法での if の省略のまとめ(1)

仮定法での if の省略のまとめ(2)

本問を例として仮定法過去完了の場合を書いておきました。

仮定法に気付くためのポイント

ここでもう1枚単語カードを書いて、文法問題でも読解問題でも使えるポイントをまとめておきます。

仮定法に気付くためのポイント(1)

仮定法に気付くためのポイント(2)

wouldを見たら仮定法を疑いましょう!

これは非常に重要な姿勢です。

そして仮定法で意味が通りそうだなと思ったものの if を探しても見つからないときは、ifの省略→倒置を疑いましょう!

復習問題にも挑戦!

最後に次の問題を解いて、今回の重要事項を復習しておきましょう。

さらにもう一つ重要なポイントも出てきます。

問題

空欄に当てはまる適切な選択肢を選べ。
I would be successful, (   ) I taken his advice then.
①if ②had ③since

<解説>

先ほど単語カードで強調したとおり、まず would を見たら仮定法を疑いましょう

would の後には be 動詞の原形 be がきています。

ということは主節は仮定法過去、つまり現在の話ということになります。

次に条件節を見てみると、「あのとき」と過去を表す副詞 then があり、条件節は過去の話をしている(⇔仮定法過去完了)とわかります。

よって、この文は「主節は仮定法過去条件節は仮定法過去完了」の文だと気付けます。

問題の解答から逸れますが、このように仮定法過去と仮定法過去完了が併用されるケースは出題されると差が付きます。

このケースでは仮定法過去(⇔現在)を表す副詞(now や today など)仮定法過去完了(⇔過去)を表す副詞(then や yesterday など)に注目しましょう。

今回も上記のとおり then に注目できるかがターニングポイントです。

(後ほどポイントをまとめます。)

ここまできたら、後もう少しです。

仮定法過去完了の条件節の形は「If+S+had+過去分詞~」ですが、この文では主語 I の後に take の過去分詞 taken がきています。

if の省略からの倒置と考えると、矛盾がありませんね。

ということで ②had が正解です。

訳は「もしあのとき彼のアドバイスに従っていたら、()私は成功しているだろうに。」です。

併用形「過去に~だったら、今~なのに」

お疲れさまでした、と言いたいところですが、仮定法過去と仮定法過去完了が併用されるケースについても単語カードにまとめておきますね。

仮定法過去と仮定法過去完了の併用形

仮定法過去と仮定法過去完了の併用形は「過去に~だったら、今~なのに」と訳す

今度こそお疲れさまでした!
また、最後まで読んでいただきありがとうございました!