lest の意味と同意表現など:節内の動詞の形に要注意!

難易度:★★★★
頻出度:★☆☆☆

今回は lest の用法についてじっくり解説したいと思います。

lest は難易度が高く、知っていると自慢できる単語です。

入試で出題されることはあまりないと思いますが、覚えておくに越したことはありません。

注意すべき用法をもつ単語なので、いつも通り例文やまとめを駆使して詳しく解説していきます。

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lest は接続詞

lest は接続詞なので後に S+V 構造がきます

アメリカ英語で主に使われる単語ですが、他の同意表現と比べると使用率は低いと言えます。

また、lest がつくる節内の動詞には注意しなければなりません。

【注意】節内の動詞は (should) 原形

lest がつくる節内では、動詞は「should + 原形」もしくは「原形」となります。

また、これは時制の一致を受けません

※後の例文で実際の使い方を確認してください。

どこかで聞いたような感じですよね。

そう、「必要・要求・判断を表す形容詞」や「要求・提案を表す動詞」の後に続く that 節内の動詞と同じ形です。

that 節内が「(should) 原形」になるパターンについては次の記事で詳しく解説していますので、是非併せてご確認ください。

入試頻出の重要事項です。

<メモ>
節内の動詞が「(should) 原形」になることを、文法用語で「仮定法現在」とも言います。
しかしこの呼び方は現在の(高校)英文法ではあまり聞かないので、覚える必要はありません。

lest の注意点を明らかにしたところで、ここからはその意味を紹介していきます。
2つ紹介しますが、2つ目は参考程度ですので、1つ目を重点的に押さえておきましょう!

「~するといけないから」

lest の1つ目の意味は「~するといけないから」です。

節内の動詞の形に注意して例文を見てみましょう。

<例文>
Come home early lest it (should) rain.
雨が降るといけないから早く帰ってきなさい。

同意表現は in case が有名

この意味の lest の同意表現としては「in case S+V ~」が挙げられます。

というより「in case S+V ~」の方が有名かつ頻出です。

必ず押さえておきましょう。

<例文>
Come home early in case it rains.
雨が降るといけないから早く帰ってきなさい。

【参考】「~するのではないかと」

2つ目の意味は「~するのではないかと」です。

この意味の lest 節の前には通常、「心配」や「恐れ」などを表す語句がきます。

日本語的にも、「~するのではないかと」ときたら、「心配した」などと言いたくなりますよね。

ではこちらも例文を見てみましょう。

やはり節内の動詞の形に要注意です。

<例文>
I’m worried lest she (should) get caught in the rain.
彼女が雨に遭わないかと心配だった。

【クイズあり】that の方が簡単

わざわざ lest を用いなくても、that 節を用いれば事足りる場合も多いです。

先ほどの例文を that を使って書き換えるとどうなるか、クイズ代わりにちょっと考えてみてください。

答えは次のとおりです。

<例文>
I’m worried that she would get caught in the rain.
彼女が雨に遭わないかと心配だった。

主節の動詞が過去形なので、時制の一致により will ではなく would になります。

lest の用法まとめ

最後にまとめです。

単語カードに lest の要点をまとめておきますので、暗記用にご活用ください。

lest の意味、用法のまとめ(1)

lest の意味、用法のまとめ(2)

今回はここまでです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!