「ちなんで」の英語で使う前置詞はこれ!熟語で覚えるのがオススメ!

難易度:★★★☆
頻出度:★☆☆☆

子供やペットに名前を付けるとき、誰かや何かの名前に「ちなむ」ことは多いですよね。

例えば、「今年赤ちゃんに付けられた名前ランキング!」的な集計の上位に入る名前は、その年に活躍した俳優や女優の名前から1文字取ったものが多い、と聞いたことがあります。

さて、この「ちなんで」を表す英語の前置詞には注意が必要です。

TOEICテスト等にも出てくる内容なので、この機会に押さえておいていただきたいと思います。

最後にはちょっとしたクイズも用意しましたので、是非挑戦してみてください!

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「ちなんで」の前置詞

人や物に命名するときに「○○に『ちなんで』や『ならって』」と言いたいとき、用いる前置詞は after です。

(後ほど例文を示します。)

ちょっと意外な感じがすると思います。

ということは、、、。

そう、入試でも聞かれます!

ただあまり有名でない事項ゆえ難易度が高く、そこまで頻出ではない印象です。

それでもライバルに差をつけるために必ず覚えておくべき重要事項です!

また、アメリカ英語では for も使うことができます。

after の代わりに for が使われていても動じないように、一応知っておくと良いでしょう。

CにちなんでAにBと名付ける

さて、この知識はイディオムとして覚えておくのが得策です。

次の単語カードのように暗記しておきましょう!

「CにちなんでAにBと名付ける」の英語まとめ(1)

「CにちなんでAにBと名付ける」の英語まとめ(2)

このように他動詞 name は第5文型を取ることができます

A と B の間にはイコール関係が成り立ちます。

それではこの熟語の使い方を次の例文で確認しましょう。

<例文>
She named her son William after her father.
彼女は父親にちなんで息子にウィリアムと名付けた。

named の後の her son が A、William が B、after の後の her father が C で、「A(her son)= B(William)」となっています。

after の代わりに for も使用可能です。

「父親の名前をとって」と訳すのも良いでしょう。

また、このイディオムは受動態で使われることもあるので注意しましょう。

上の例文を her son を主語にして書き換えると次のようになります。

<例文>
Her son was named William after her father(by her).
彼女の息子は(彼女により)彼女の父親の名前にちなんでウィリアムと名付けられた。

くどいので by her はなくても良いと思います。

<メモ>
name は必ず第5文型をとる、というわけではありません。
シンプルに第3文型をとる場合ももちろんあります。
ただ「大は小を兼ねる」理論で、上の単語カードのように整理しておくのがオススメです。

<第3文型の例文>
He named her granddaughter.
彼が孫娘を名付けた。

問題に挑戦!

それでは予告通り、今回のテーマに関する例題を示します。

いつも通り引っかけ気味な問題なので、注意して考えてみてください。

問題

次の英文の中から文法的に正しいものを選べ。
1. That star was named after a famous physicist.
2. We named our cat as Kuro.
3. This phenomenon was named by a famous physicist.

<解答>

1番は文法的に特に問題はなく、正しい英文です。

「ちなんで」の前置詞に after を用いている第3文型の受身の文です。

訳は「あの星は有名な物理学者にちなんで命名された。」となります。

2番の英文は誤りです。

our cat と Kuro はイコール関係にあるので、イコール関係をつくる前置詞 as は一見あっても良さそうです。

(イコール関係をつくる as の例として、例えば「regard A as BAをBとみなす)」は有名ですね。)

しかし前述の通り、name は第5文型をとることができる動詞なので、as は不要です。

訳は「(私たちは)私たちの猫をクロと名付けた。」となります。

(日本語的にくどくて不自然な部分は極力省略しています。)

最後の3番の英文ですが、これも正しい英文です。

「name の後の前置詞は after か for」と覚えていると反射的にこの選択肢は間違いだと決めつけてしまうかもしれません。

しかしこの英文で使われている by は受動態で動作主を表す by なので、特に問題ありません。

1番同様、単純に第3文型の受身の文です。

訳は「この現象は有名な物理学者によって命名された。」です。

「ちなんで」は関係ない英文でした。

<メモ>
phenomenon(現象)の複数形は phenomena となるので注意しましょう。

ということで正解は1番と3番でした!
見事正解できたでしょうか?

今回はここまでです。

いつも最後まで読んでいただきありがとうございます!