not until を含む2つの構文、倒置と強調の形を押さえよう!

難易度:★★★☆
頻出度:★★☆☆

今回は not until を含む重要構文2つを紹介したいと思います。

その2つとは倒置構文強調構文です。

どちらも難易度は少々高めですが、マスターしておけば他の受験生に差をつけることができるでしょう。

なお until の意味や関連表現との使い分けについては次の記事を参考にしてください。

until は前置詞および接続詞として用いられ、「~までずっと」と動作の継続を表すのでした。

今回もオリジナルの例題演習とまとめを用意していますので、是非最後までお付き合いください!

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【通常文】not ~ until 句(節)

まずはじめに not until を含む通常の文を見てみましょう。

実際には not と until は離れていますので、until を含む否定文ということになります。

<例文>
She didn’t come back until the rain stopped.
雨が止むまで彼女は帰って来なかった。

このように否定文で until を使うときは、継続だけでなく瞬間を表す動詞(この例では come)も使うことができます。

「彼女が来ない」という状態が継続したと捉えられるからです。

この例文を元にして倒置構文と強調構文をつくって解説していきます。

【倒置】Not + until 句(節) + 疑問文の語順

まずは倒置構文からいきましょう。

一般に否定の副詞(副詞句、副詞節を含む)が文頭に来ると、後に続く文章は倒置(疑問文の語順になります。

この原理がそのまま当てはまり、until を含む否定文で「Not + until 句(または節)をセットにして文頭に持ってくると、後に続く文章は倒置(疑問文の語順)になります。

先ほどの例文を書き換えて確認してみましょう。

<例文>
Not until the rain stopped did she come back.
雨が止むまで彼女は帰って来なかった。 → 雨が止んではじめて彼女は帰ってきた。

文頭に「Not + until 節」がくることにより、その後が「did she come back」と倒置(疑問文の語順)になっています。

not が文頭に出てきていますので、「didn’t she come back」とはならないことに注意しましょう。

なお倒置構文の訳はそのままでも構いませんが、文頭に出した「Not + until 句(または節)」を強調する形で、「…してはじめて~する」と訳すのも良いでしょう。

これは次の強調構文でおなじみの訳です。

【強調】It is not + until 句(節) that ~

それでは強調構文に移りましょう。

次の記事で解説した強調構文のルールや注意点を用いますので、不安な方はあらかじめチェックしていただければ幸いです。

早速はじめの例文の「not + until 節」を強調してみます。

離れていた not と until 節をくっつけて、it was の後に持ってきます。

この例では過去形の文なので is ではなく was を用いることに要注意です。

<例文>
It was not until the rain stopped that she came back.
雨が止んではじめて彼女は帰ってきた。

強調構文の that 以下は、元の文から強調する部分を引いたものになるのでした。

単純に引けば「she did not come back until the rain stopped.」となりますが、did は not と共に否定文だから使っていたにすぎないので、「she came back」となります。

過去形の文なので come ではなく came にすることに注意です。

また日本語訳は前述の「…してはじめて~する」を使うのが鉄板です。

この構文は整序問題で特によく見かけますが、与えられる和文もこの形式で訳してあることが多いです。

問題に挑戦!

以上のことを踏まえて、例題にチャレンジしてみましょう。

1問目はイージー、2問目はちょいムズです。

問題1

次の英文を not until を文頭にして書き換えよ。
The party was not over until 11 p.m.

問題2

次の和文の意味になるように下の語句を並べ替えよ。
「時間を無駄にしてはじめてその価値が分かる。」
that/until/its value/you waste/it/not/time/you realize/is/your.

<解説>

1番は倒置構文をつくる問題です。

until が前置詞として用いられ、前置詞句を形成しています。

「Not + until 句」を文頭にもってきたら、残りは疑問文の語順にするのでした。

よって答えは「Not until 11 p.m. was the party over.」です。

訳は「午後11時までパーティは終わらなかった。」でも良いですが、「午後11時になってやっとパーティーは終わった。」あたりがベターかと思います。

2番は頻出の整序問題です。

バレバレですが not until の強調構文をつくります。

実際にテストなどでこのような問題に出会ったら、訳文の「してはじめて」と語句群の中の(not)until に注目しましょう。

「it is not until」や「waste your time」などのすぐにセットにできるところをつなげつつ、強調構文のセオリーどおりに考えれば答えにたどり着けるでしょう。

答えは「It is not until you waste your time that you realize its value.」です。

まとめ

最後にまとめです。

今回は not until を含む倒置構文と強調構文を、元の文からの書き換えの流れで解説しました。

最終的な形を下のように単語カードにまとめておきます。

訳は「…してはじめて~する」で統一して覚えておくのがオススメです。

not until を含む重要構文2つ(倒置と強調)のまとめ(1)

not until を含む重要構文2つ(倒置と強調)のまとめ(2)

今回はここまでです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!