「say = 言う」が通じない?無生物主語のときは訳し方に注意!

難易度:★☆☆☆
頻出度:★★☆☆

今回は say の注意すべき用法を取り上げます。

say は最も基本的な動詞の一つですが、いつも「言う」と訳せば良いわけではありません。

特に無生物主語のときは訳に気をつける必要があります。

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問題に挑戦!

まずは次の問題を考えてみてください。 

少し難しい熟語が含まれていますが、意味を推測してみてくださいね。

問題

次の英文を訳せ。
The newspaper says that the suspect is still on the loose.

主語が the newspaper と無生物なので、say を「言う」と訳すのは良くありません。

当たり前ですが「新聞が~と言っている。」は変ですよね。

無生物主語は副詞的に訳そう

一般に無生物主語の場合は、副詞的に訳すのが望ましいです。

say の場合は「Sによれば~」(= according to …)と訳すと良いでしょう。

本問では新聞が主語ですが、他にも、本、(ネットなどの)記事、天気予報などが主語にくることがよくあります。

以上のことから、本問の訳例は「その新聞によれば容疑者はまだ逃亡中ということだ。」となります。

※「on the loose」は「逃亡中」という意味のイディオムです。loose は「ゆるい」や「自由な」の意味で、suspect「容疑者」や still「まだ」とあわせて意味を推測できた方は自信をもってください!

まとめ:無生物主語の say の訳し方

それではポイントを単語カードにまとめておきます。

say に限らず、無生物主語は副詞的に訳すのが鉄板です。

無生物主語の say の訳し方のまとめ(1)

無生物主語の say の訳し方のまとめ(2)

復習問題にも挑戦!

最後にもう一つ例題を示しておきますので、是非日本語訳を考えてみてください。

問題

次の英文を訳せ。
His eyes say that he is serious.

<解答>

「彼の目によれば」と訳すとちょっと不自然です。

彼の目を見れば彼が本気(真剣)だとわかる。」くらいが適切な日本語でしょう。

また、この場合は例外的に「彼の目は本気だと言っている。」と訳しても良いかもしれませんね。

「目は口ほどに物を言う」とも言いますから。

今回はここまでです。

お疲れさまでした!

最後まで読んでいただきありがとうございました!