succeed in と succeed to の使い分け(他動詞もあり?)

難易度:★☆☆☆
頻出度:★★★☆

succeed は基本単語ですが、その意味は「成功する」だけではありません。

もう一つ重要な意味があること、そしてそれぞれの意味で用いる前置詞が異なることを覚えておく必要があります。

また他動詞として使われることもあるので要注意です。

ということで今回はそんな succeed の用法を解説してまとめます。

スポンサーリンク

succeed in は「成功する」

まずは自動詞の succeed の用法を見ていきましょう。

自動詞の succeed の第一の意味は誰もが知っている「成功する」です。

「~で成功する」と言いたいときは前置詞として in を用いて、後に名詞(前置詞の目的語)を持ってきます。

つまり「succeed in ~」で「~で成功する」となります。

例文で確認しましょう。

<例文>
I’m sure that he will succeed in his new business.
彼はきっと新しいビジネスで成功するだろう。

succeed to は「継ぐ/続く」

succeed にはもう一つ重要な意味があります。

「(後を)継ぐ/(後に)続く」で、この場合の前置詞は to を用います。

つまり「succeed to ~」で「を継ぐに続く」となります。

こちらも例文を確認しておきましょう。

<例文>
I’m sure that he will succeed to the family business.
彼はきっと家業を継ぐだろう。

<補足説明(発展)>

このように、自動詞で「継ぐ」の意味で用いる場合は「<人>が<物>を継ぐ」ときに用いられます。

(次の他動詞の補足説明に続きます。)

他動詞の succeed

succeed は基本的には自動詞なので、以上二つの使い方をまずは押さえましょう。

そして、無理に覚える必要はありませんが、succeed には他動詞の用法もあります。

他動詞の場合は、先ほどの自動詞の二つ目の意味と対応し、「を継ぐに続く」の意味になります。

例文は次のとおりです。

他動詞なので後ろに目的語となる名詞が直接きます(前置詞が不要)。

<例文>
I’m sure that he will succeed his father.
彼はきっと父親の後を継ぐだろう。

<補足説明(発展)>

このように「<人>が<人>を継ぐ」ときに他動詞として用いられます。

これが自動詞の場合との違いです。

【参考】succeed の派生語たち 

ここで参考として succeed の派生語たちを一挙紹介しておきましょう。

「成功する」系と「継ぐ/続く」系に分けてリストにします。

全部覚えておくに越したことはないですが、マイナーなものに関しては succeed から意味を連想するのが現実的でしょう。

そのためにも最低限、各々の品詞は判別できるようにしておきましょう。

「成功する」系

success「成功」(名詞)

successful「成功した」(形容詞)

successfully「うまく」(副詞)

「継ぐ/続く」系

successor「後継者」(名詞)

succession「連続/継承」(名詞)

succeeding「次の」(形容詞)

successive「連続した」(形容詞)

successively「連続して」(副詞)

こうして見ると「継ぐ/続く」系の派生語の方が多いんですね。

やはり「継ぐ/続く」も succeed の重要な意味と言えるでしょう。

まとめ

ここでまとめです。

succeed に関して、他動詞の場合はさておき、自動詞の場合は「in なら成功する』」、「to なら『継ぐ/続く』」と正確に暗記しておきましょう。

次のようにシンプルにカードにまとめておきます。

自動詞の succeed の2つの意味(in と to の使い分け)のまとめ(1)

自動詞の succeed の2つの意味(in と to の使い分け)のまとめ(2)

問題に挑戦!

それでは最後に、今回のテーマに関連したクイズにチャレンジしていただきたいと思います。

簡単な問題なのでささっと考えてみてください。

問題

次の英文を訳せ。
I’m sure that he will succeed as a tennis player.

<解説>

後に前置詞がきているので succeed は自動詞として用いられています。

が、その前置詞が in でも to でもなく、as です。 

難しく考えずに、succeed は第一の意味「成功する」で、as は「~として」で訳せばOKでしょう。

答えは「彼はきっとテニス選手として成功するだろう。」です。

このように自動詞の succeed の後に in や to 以外の前置詞がくることも、また前置詞がこないこともありますので、臨機応変に対応しましょう。

といったところで今回は終了です。

最後まで読んでいただきありがとうございました!