【解決】until, till, by, by the time の違い:意味と品詞をこう覚える

難易度:★★☆☆
頻出度:★☆☆☆

「~まで」と覚えている方が多い untiltillbyby the time ですが、その覚え方では少々不安が残ります。

前半2つと後半2つの間には明確な使い分けがあり、それが問われる問題も出題されることがあるからです。

そういった問題にも対応できるように、本記事では日本語訳に差異をつけてそれぞれの単語の用法を紹介します。

まとめと例題にも目を通していただければ幸いです

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until

until はその時点までに動作が継続していることを表します。

なので日本語訳は「~までずっと」となります。

「ずっと」を付けて覚えておくのがオススメです。

なお、until には前置詞接続詞の用法があるので注意しましょう。

前置詞の場合は後に名詞がきて、接続詞の場合は後に S+V 構造がきます。

till の説明後に例を示しますね。

till

till は until とイコールで、意味や使い方は同じです。

よって日本語訳は「~までずっと」で、前置詞または接続詞として用いられます。

ちなみに書き言葉では until、話し言葉では till が好まれますが、総じて until の方が使用頻度が高いイメージです。 

<until/till が前置詞の例>
until/till the end of time
永遠に(ずっと)

<メモ>
直訳は「時(とき)の終わりまでずっと」ですが、時が終わることはないと考えられるので「永遠に(≒ forever)」と訳しました。

<until/till が接続詞の例>
until/till I die
死ぬまでずっと

<メモ>
副詞節では未来のことも現在形で書くのでした。

by

until および till とは異なり、by はその時点までに動作が完了していることを表します。

なので日本語訳としては「~までに」が適切です。

by は様々な意味をもつ頻出の前置詞なので、英文中で出会ったら、どの意味なのかしっかり見極めることが重要です。

<例>
by this time next week
来週の今頃までに

by the time

最後の by the time は by と同じ意味と押さえておきましょう。

しかし使い方が決定的に異なります。

by は前置詞でしたが、by the time は接続詞です(厳密には time の後で接続詞の that が省略されています)。

よって後に S+V 構造がくるので注意しましょう。

<例>
by the time I finish my homework
私が宿題をやり終えるまでに

まとめ

ここで一旦ポイントをまとめておきましょう。

until、till、by、by the time は次の単語カードのように覚えておくのがベストだと思います。

until, till, by, by the time の違いのまとめ(1)

until, till, by, by the time の違いのまとめ(2)

問題に挑戦!

以上の内容を踏まえて最後に例題にチャレンジしてみましょう。

動作が継続か完了か、そして品詞に注目すれば簡単に解けると思います。

問題

次の空欄に当てはまる適切な選択肢を選べ。
You have to reply to his email (    ) tomorrow.
①until ②by ③by the time

<解答>

まず空欄の後が名詞(tomorrow)なので、接続詞の ③by the time は真っ先に不適と判断できます。

後は、継続動作の終了時を表す ①until(~までずっと) か、動作の完了の期限を表す ②by(~までに) かです。

reply(返信する)は継続を表す動詞ではありませんし、文意からしても「明日までに」が適切です。

よって答えは ②by となります。

日本語訳は「あなたは明日までに彼のメールに返信しなければならない。」です。

<メモ>
ちなみに reply は基本的に自動詞なので、この英文のように目的語(返信先)を示すときは to をはさむ必要があります。
他動詞として reply を用いるときは、意味は「(口頭で)答える」となり、目的語は「答える内容」になるので注意しましょう。

どうでしょう、バッチリ正解できたのではないでしょうか。

今回はここまでです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

また他の記事でお会いしましょう。